劇団スマイル『家族です』
日本に紹介したい韓国演劇(1)

2019年1月にソウル東洋芸術劇場で行われた「韓日演劇キャンプ」の際に、「日本に紹介したい韓国演劇15本」(2019年版)のプレゼン発表がありました。その時の資料を翻訳・整理したものを順次掲載していきます。

(1)劇団スマイル(극단 웃어)
「家族です(가족입니다)」

初演=2014年
作・演出=キム・ジンウク

【劇団紹介】
2014年旗揚げ。普通に生きている人々の人臭い物語を作るのが目標。
https://facebook.com/20131121family

【作品紹介】
ただ普通に生きたい!平凡な人たちの素直な物語。

【あらすじ】
幼い頃、ただ二人で暮していたキヨン(兄)とジニ(妹)。
キヨンは、ジニのために中学を中退し、仕事を探す。彼は二十歳になって、もう仕事ができなくなり、会社を作ると言いながら、家に引き籠もってしまう。一方、ジニは高校を卒業した後、就職をし、兄に代わって生活を支えるようになったが、自身の結婚により、一人になってしまう兄が心配で、ずっと離れていた母に会う決心をする。しかし母がキヨンとジニのために何かをしようとすると、ジニにとってはそれが傷になってしまう。キヨンは何も知らないままジニの結婚相手に、自分が兄であることを分かってもらおうと情けない行動を繰り返す。
ジニの結婚式のために、母はキヨンの前に現れる勇気を出してみる。
そして20年も離れて暮していた二人がついに再会する……。

 

 

 

 

 

韓国現代戯曲ドラマリーディングVol.9終了!

座・高円寺で開催された韓国現代戯曲ドラマリーディングVol.9は終了しました。ご来場のみなさま、参加の俳優・スタッフのみなさま、ありがとうございました。

合わせて「韓国現代戯曲集9」も発刊しました。

刺客列伝 舞台写真

黄色い封筒 舞台写真

少年Bが住む家 舞台写真

公演情報

韓国現代戯曲集Vol.9

 

刺客列伝黄色い封筒少年Bが住む家

 

 

 

 

韓国現代戯曲集Vol.9

韓国現代戯曲集Vol.9

 

プロフィール等は2018年時点のものです。
戯曲集の入手については日韓演劇交流センターへお問い合わせください。

刺客列伝

作=朴祥鉉(박상현/パク・サンヒョン)
翻訳=木村典子

朴祥鉉

1961年ソウル生まれ。西江大学新聞放送学科に入学し、西江演劇会で活動。卒業後、大宇電子にコピーライターとして入社し、二年で退社。作家を目指し執筆活動に専念する。15歳から新春文芸に小説と詩を応募していたが、30歳の時、最後と思って出した戯曲『405号のおばさんは実に善良だ』も落選。その後、東崇アートセンター、映画社などを転々とし、92年に尹政善「夕暮」を脚色・演出し演劇界デビュー。『最後の手ぶり』『青い墓の息遣い』などを演出後、1998年、『4000日の夜』を作・演出し、作家デビューをはたす。2000年~02年、オハイオ州マイアミ大学院で演劇を専攻。04年、『刺客列伝』で金相烈演劇賞、『405号のおばさんは実に善良だ』で大山文学賞戯曲部門を受賞。2010年には代表作『刺客列伝』『サイコパス』など5作品を収めた「朴祥鉉戯曲集」(チアン出版社)を上梓。現在、韓国芸術総合学校演劇院劇作科教授。

刺客列伝 あらすじ

ときは1931年12月、ところは中国の上海フランス租界。ある食堂にて、独立運動家の金九(号は白凡)は、革命家としての心得とテクニックを李奉昌に伝授している。独立運動は順調には進まず、そこに食堂の店員や客人の思惑が交錯していく……。20世紀の朝鮮独立運動をメインストーリーとしながら、その登場人物によって、中国の『史記』、イスラムのアサシン教団、チェチェンの武装集団などの「刺客列伝」が挿入され、そのエピソードは未来の「刺客列伝」へと向かっていく。

刺客列伝 修正版  PDF

2019.7.10更新

黄色い封筒

作=李羊九(이양구/イ・ヤング)
翻訳=石川樹里

李羊九

劇作家、演出家、劇団海印主宰。演劇実験室恵化洞一番地五期同人。1975年、江原道寧越生まれ、忠南大学法学部中退、中央大学演劇映画学部演出科、同大学院卒業。幼少期を山深い集落で過ごす。この時、多目的ダムの建設により、数年にわたり村人が強制移住させられ、集落が水没する過程を目撃する。後に、これが一種の国家暴力であることに気付き、創作の原点となったという。学生時代には学生運動、労働問題にも深くかかわった。2008年、水没した故郷の集落を舞台にした『ビョルバン』が新春文芸に当選して劇作家・演出家として活動をはじめる。米軍基地の町で働く売春女性たちを描いた『七軒峠』(ソウル演劇祭優秀作品賞、2013韓国演劇ベスト7選定)、高校生たちの不安な心理を描いた『廊下で』(2014評論家協会が選ぶベスト3選定)、労働問題を扱った『黄色い封筒』(レッドアワード受賞、2015韓国演劇ベスト7選定)など、社会や歴史の中の弱者に焦点をあてた作品や、人と人の絆について問いかける作品が観客の共感を呼ぶ。2017年第4回ユン・ヨンソン演劇賞受賞。執筆・演出活動だけでなく、パク・クネ政権における文化芸術界ブラックリスト事件を調査する「真相調査および制度改善委員会」の一員として、真相調査とブラックリスト白書編纂に積極的に取り組んだ。

黄色い封筒 あらすじ

エスエム器械労働組合事務所。組合は会社に対するストを暴力的に終えさせられた。組合員のビョンノもジホも、ストに参加したことで会社から多額の賠償金を負わされている。ガンホはストに参加せず、心に自責の念と深い後悔を抱える。 ヨンヒは子育てと運動の間で引き裂かれている。会社側は容赦なく労働者たちを分断し、運動は引き裂かれる。そこにセウォル号沈没の知らせが入る。当初は乗客は全員が無事という報告がなされるが、しかし……。  分断を乗り越えるために、労働者たちの団結は可能なのか。

少年Bが住む家

作=李ボラム(이보람/イ・ボラム)
翻訳=沈池娟

李ボラム

1986年韓国江原道東海生まれ。大学で心理学を専攻。卒業後、韓国芸術綜合学校演劇院劇作科の専門士学位を取得。カウンセリング、会社員または作家、それぞれの経験を活かして作品を書いている。2012年、再開発地域の強制撤去問題を取り扱った『皇帝漫画喫茶』がデビュー作。主な作品として、殺人事件の加害者とその家族を描いた『少年Bが住む家』(2013年度CJ文化財団CREATIVE MINDSに選定)、性的暴行の被害女性の生き方を描く『女性は泣かない』、性的少数者の少年の自殺とその後に触れる『きみがいた景色』(2015年度ソウル市劇団の創作プラットフォームに選定)、強制移住させられていた朝鮮人の跡が残るカザフスタン・ウシュトベを背景とした『記憶の跡』(2017年度ソウル演劇センターニュー・ステージに選定)、民主化運動家の夫が不審死した後の妻の生き方を描いた『二度目の時間』等。社会問題をベースとした斬新なストーリーで注目されている若手劇作家の一人。

少年Bが住む家 あらすじ

冬の寒い日、家族での朝食。そこに近所に引っ越してきたひとりの女が挨拶にやって来る。この家には父と母、そして息子のデファンが住んでいる。父と母はデファンを女の前から隠す。デファンは一四歳の時に殺人を犯し、七年の実刑判決を受けることになった。模範因だったデファンは保護観察処分になり自宅に戻っていた。自立を促す父、息子を外に出すことを恐れる母、デファンにだけ見える少年Bの存在。この朝から家族の日常が変化し始める。「僕が普通の人のように生きていけると思いますか?」午後から雪が降り始める。

  老いた泥棒の話

作=李相宇(イ・サンウ)
翻訳=津川泉

李相宇

1951年3月12日ソウル出生。77年ソウル大学校美学科卒業。同年、ソウル大学演劇班出身者らと共に劇団演友舞台旗揚げ。呉鐘佑作『彫刻家と探偵』(1978)で演出活動スタート。呉鐘佑と改作、演出した『チルスとマンス』(1986)が東亜演劇賞演出賞、百想芸術大賞・演出賞受賞。『老いた泥棒の話』(1989)作・演出。90年~92年演友舞台代表。1995年劇団チャイム創立。呉泰栄作『統一エクスプレス』(1999)、2000年李康白作『乾いて磨り減るまで』演出。同時代を撃つ社会派風刺喜劇から、ミュージカル、歌劇、映画の脚本・監督まで幅広く手掛けている。韓国芸術総合学校演劇院教授(2002~2016)。

  老いた泥棒の話 あらすじ

窃盗常習犯の老泥棒と初老のペテン師が獄舎で出会い、大統領就任特赦によって手に手を取って仮出所。娑婆に出てさまよううちに、どうせなら大きなヤマを踏もうと、向こう見ずにも大富豪の「あの方」の現代美術館の金庫破りを目論んだ。 ところが忍び込んだものの、そこは、何ひとつない空っぽの「仮想空間」だった。 李相宇作品のなかでも最も多く、最も長く公演されてきた本作品は一九八九年東崇アートセンター開館記念第一回東崇演劇祭招請作として初演された。

  護身術

作=宋影(ソン・ヨン)
翻訳=洪明花

宋影

1903年ソウル生まれ。培材高等普通学校在学中に三・一独立運動に参加。学校を中退し、1922年渡日。日本大学芸術科夜間部に通いながら、ガラス工場で六ヵ月程働き、在日朝鮮労総を通して社会主義思想に触れる。帰国後、劇団「焰群」を組織し活動。1925年 、朝鮮プロレタリア芸術同盟(KAPF)に加担。1934年に収監される。出所後は劇作家として活動。1946年、朝鮮文学同盟結成を契機に越北。北朝鮮文学芸術同盟常務委員、北朝鮮演劇同盟委員長を歴任。抗日武装闘争を素材にした歌曲台本『密林よ、語れ』は、国際的に上演された。1959年、北朝鮮で文人最初の『人民賞』を受け、1977年の死後、平壌愛国歴史楼に埋葬される。

  護身術 あらすじ

1930年代のある昼下がり。工場をいくつか経営する悪徳資本家・金相龍(キム・サンリョン)が、労働者たちのストライキに備え、護身術を学ぼうと家族全員を集めるシーンから物語は始まる。彼に寄生する体育家や弁護士、更には、万が一に備えて医者まで呼びつけ、必死で護身術を学ぼうとする姿に、人間の愚かな性質が顕在化され、物語が進むにつれ滑稽さを増していく。身の安全だけを考え暴徒を危惧しながらも、どこか富裕層の悠長さを感じずにはいられない資本家たちを戯画化。労働者たちが声高に歌いながら家に押し寄せるラストシーンで、ようやく緊張の極に達した資本家たちは、冷静さを失い始める。

韓国現代戯曲ドラマリーディング Vol.9

韓国現代戯曲ドラマリーディングVol.9

韓国現代戯曲ドラマリーディングVol.9

2019年1月23日〜27日
座・高円寺

助成 現代戯曲上演による日韓文化交流事業

刺客列伝

자객열전

作=朴祥鉉(パク・サンヒョン)
翻訳=木村典子
演出=川口典成

出演
川邊史也(劇団銅鑼)
喜多村千尋(劇団東京ヴォードヴィルショー)
坂本美那(Bellona model agency)
清水優華
秦由香里
辻村優子
原田理央(柿喰う客)
広田豹
前田龍佑(イッツフォーリーズ)

演出助手=脇田美帆(劇団ひまわり)

【あらすじ】
ときは1931年12月、ところは中国の上海フランス租界。ある食堂にて、独立運動家の金九(号は白凡)は、革命家としての心得とテクニックを李奉昌に伝授している。独立運動は順調には進まず、そこに食堂の店員や客人の思惑が交錯していく……。20世紀の朝鮮独立運動をメインストーリーとしながら、その登場人物によって、中国の『史記』、イスラムのアサシン教団、チェチェンの武装集団などの「刺客列伝」が挿入され、そのエピソードは未来の「刺客列伝」へと向かっていく。

朴祥鉉(박상현)

1961年ソウル生まれ。西江大学新聞放送学科に入学し、西江演劇会で活動。卒業後、大宇電子にコピーライターとして入社し、2年で退社。作家を目指し執筆活動に専念する。15歳から新春文芸に小説と詩を応募していたが、30歳の時、最後と思って出した戯曲『四〇五号のおばさんは実に善良だ』も落選。その後、東崇アートセンター、映画社などを転々とし、92年に尹政善「夕暮」を脚色・演出し演劇界デビュー。『最後の手ぶり』『青い墓の息遣い』などを演出後、1998年、『四千日の夜』を作・演出し、作家デビューをはたす。2000年~02年、オハイオ州マイアミ大学院で演劇を専攻。04年、『刺客列伝』で金相烈演劇賞、『四〇五号のおばさんは実に善良だ』で大山文学賞戯曲部門を受賞。2010年には代表作『刺客列伝』『サイコパス』など5作品を収めた「朴祥鉉戯曲集」(チアン出版社)を上梓。現在、韓国芸術総合学校演劇院劇作科教授。

刺客列伝

刺客列伝

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黄色い封筒

노란 봉투

作=李羊九(イ・ヤング)
翻訳=石川樹里
演出=中野志朗(文学座)

出演
長瀬ねん治
宮下泰幸
橘麦(e-factory)
日沖和嘉子
柳生拓哉(演劇集団円)
江澤蛍
田崎哲也(ambrosia)
馬場太史(劇団俳優座)

演出助手=忍久保美佳

【あらすじ】
エスエム器械労働組合事務所。組合は会社に対するストを暴力的に終えさせられた。組合員のビョンノもジホも、ストに参加したことで会社から多額の賠償金を負わされている。ガンホはストに参加せず、心に自責の念と深い後悔を抱える。 ヨンヒは子育てと運動の間で引き裂かれている。会社側は容赦なく労働者たちを分断し、運動は引き裂かれる。そこにセウォル号沈没の知らせが入る。当初は乗客は全員が無事という報告がなされるが、しかし……。
分断を乗り越えるために、労働者たちの団結は可能なのか。

李羊九(이양구)

劇作家、演出家、劇団海印主宰。演劇実験室恵化洞一番地五期同人。1975年、江原道寧越生まれ、忠南大学法学部中退、中央大学演劇映画学部演出科、同大学院卒業。幼少期を山深い集落で過ごす。この時、多目的ダムの建設により、数年にわたり村人が強制移住させられ、集落が水没する過程を目撃する。後に、これが一種の国家暴力であることに気付き、創作の原点となったという。学生時代には学生運動、労働問題にも深くかかわった。2008年、水没した故郷の集落を舞台にした『ビョルバン』が新春文芸に当選して劇作家・演出家として活動をはじめる。米軍基地の町で働く売春女性たちを描いた『七軒峠』(ソウル演劇祭優秀作品賞、2013韓国演劇ベスト7選定)、高校生たちの不安な心理を描いた『廊下で』(2014評論家協会が選ぶベスト3選定)、労働問題を扱った『黄色い封筒』(レッドアワード受賞、2015韓国演劇ベスト7選定)など、社会や歴史の中の弱者に焦点をあてた作品や、人と人の絆について問いかける作品が観客の共感を呼ぶ。2017年第4回ユン・ヨンソン演劇賞受賞。執筆・演出活動だけでなく、パク・クネ政権における文化芸術界ブラックリスト事件を調査する「真相調査および制度改善委員会」の一員として、真相調査とブラックリスト白書編纂に積極的に取り組んだ。

黄色い封筒 黄色い封筒

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少年Bが住む家

소년B가 사는 집

作=李ボラム(イ・ボラム)
翻訳=沈池娟(シム・ヂヨン)
演出=大澤遊

出演
内藤栄一
円地晶子(無名塾)
中島大介(太田プロダクション)
荒巻まりの(テアトル・エコー放送映画部)
遊貴まひろ
峰﨑亮介
牛尾茉由(演劇集団円)
川瀬遼太(ナノスクエア)
渡部みなみ

演出助手=村瀬千佳子

【あらすじ】
冬の寒い日、家族での朝食。そこに近所に引っ越してきたひとりの女が挨拶にやって来る。この家には父と母、そして息子のデファンが住んでいる。父と母はデファンを女の前から隠す。デファンは一四歳の時に殺人を犯し、七年の実刑判決を受けることになった。模範因だったデファンは保護観察処分になり自宅に戻っていた。自立を促す父、息子を外に出すことを恐れる母、デファンにだけ見える少年Bの存在。この朝から家族の日常が変化し始める。「僕が普通の人のように生きていけると思いますか?」午後から雪が降り始める。

李ボラム(이보람)

1986年韓国江原道東海生まれ。大学で心理学を専攻。卒業後、韓国芸術綜合学校演劇院劇作科の専門士学位を取得。カウンセリング、会社員または作家、それぞれの経験を活かして作品を書いている。2012年、再開発地域の強制撤去問題を取り扱った『皇帝漫画喫茶』がデビュー作。主な作品として、殺人事件の加害者とその家族を描いた『少年Bが住む家』(2013年度CJ文化財団CREATIVE MINDSに選定)、性的暴行の被害女性の生き方を描く『女性は泣かない』、性的少数者の少年の自殺とその後に触れる『きみがいた景色』(2015年度ソウル市劇団の創作プラットフォームに選定)、強制移住させられていた朝鮮人の跡が残るカザフスタン・ウシュトベを背景とした『記憶の跡』(2017年度ソウル演劇センターニュー・ステージに選定)、民主化運動家の夫が不審死した後の妻の生き方を描いた『二度目の時間』等。社会問題をベースとした斬新なストーリーで注目されている若手劇作家の一人。

少年Bが住む家 少年Bが住む家

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少年Bが住む家 写真

少年Bが住む家
소년B가 사는 집

作=李ボラム(イ・ボラム)
翻訳=沈池娟(シム・ヂヨン)
演出=大澤遊

出演
内藤栄一
円地晶子(無名塾)
中島大介(太田プロダクション)
荒巻まりの(テアトル・エコー放送映画部)
遊貴まひろ
峰﨑亮介
牛尾茉由(演劇集団円)
川瀬遼太(ナノスクエア)
渡部みなみ

演出助手=村瀬千佳子

少年Bが住む家

少年Bが住む家

少年Bが住む家 少年Bが住む家 少年Bが住む家 少年Bが住む家 少年Bが住む家 少年Bが住む家 少年Bが住む家 少年Bが住む家 (撮影=奥秋圭)

黄色い封筒 写真

黄色い封筒
노란 봉투

作=李羊九(イ・ヤング)
翻訳=石川樹里
演出=中野志朗(文学座)

出演
長瀬ねん治
宮下泰幸
橘麦(e-factory)
日沖和嘉子
柳生拓哉(演劇集団円)
江澤蛍
田崎哲也(ambrosia)
馬場太史(劇団俳優座)

演出助手=忍久保美佳

黄色い封筒

黄色い封筒

黄色い封筒 黄色い封筒 黄色い封筒 黄色い封筒 黄色い封筒

黄色い封筒

黄色い封筒

(撮影=奥秋圭)

刺客列伝 写真

刺客列伝
자객열전

作=朴祥鉉(パク・サンヒョン)
翻訳=木村典子
演出=川口典成

出演
川邊史也(劇団銅鑼)
喜多村千尋(劇団東京ヴォードヴィルショー)
坂本美那(Bellona model agency)
清水優華
秦由香里
辻村優子
原田理央(柿喰う客)
広田豹
前田龍佑(イッツフォーリーズ)

刺客列伝刺客列伝

刺客列伝 刺客列伝 刺客列伝 刺客列伝 刺客列伝 刺客列伝 刺客列伝 刺客列伝

(撮影=奥秋圭)

韓国現代戯曲ドラマリーディングIX
出演者・演出家決定

都民芸術フェスティバル参加
韓国現代戯曲ドラマリーディングⅨ

『刺客列伝』
『黄色い封筒』
『少年Bが住む家』 

2019年1月23日~1月27日
座・高円寺1

『刺客列伝』

作:パク・サンヒョン
翻訳:木村典子
演出:川口典成
演出助手:脇田美帆(劇団ひまわり)
出演:
川邊史也(劇団銅鑼)
喜多村千尋(劇団東京ヴォードヴィルショー)
坂本美那(Bellona model agency)
清水優華
秦由香里
辻村優子
原田理央(柿喰う客)
広田豹
前田龍佑(イッツフォーリーズ)

『黄色い封筒』

作:イ・ヤング
翻訳:石川樹里
演出:中野志朗(文学座)
演出助手:忍久保美佳
出演:
江澤蛍
田崎哲也(ambrosia)
橘麦(e-factory)
長瀬ねん治
馬場太史(劇団俳優座)
日沖和嘉子
宮下泰幸
柳生拓哉(演劇集団円)

『少年Bが住む家』

作:イ・ボラム
翻訳:シム・ジヨン
演出:大澤遊
演出助手:村瀬千佳子
出演:
荒巻まりの(テアトル・エコー放送映画部)
牛尾茉由(演劇集団円)
円地晶子(無名塾)
川瀬遼太(ナノスクエア)
内藤栄一
中島大介(太田プロダクション)
峰﨑亮介
遊貴まひろ
渡部みなみ

2019年
1月23日(水)19時 刺客列伝
1月24日(木)19時 黄色い封筒
1月25日(金)19時 少年Bが住む家
1018日発行リーフレットには14時開演と記載されていますが、25日(金)は19時開演となります。)
1月26日(土)14時 刺客列伝
1月26日(土)19時 黄色い封筒
1月27日(日)14時 少年Bが住む家
1月27日(日)17時 シンポジウム

12月3日よりチケット販売予定

韓国現代戯曲ドラマリーディングⅨ
俳優オーディションのお知らせ
募集要項

日韓演劇交流センターでは、2019年1月に9回目の『韓国現代戯曲ドラマリーディング』を企画しております。公演に際しまして、出演者を広く公募することにしております。日韓の演劇交流事業として、韓国の現代作家を日本に紹介するためのリーディング公演となります。後述にあるような作品の上演を計画しております。

出演ご希望の方は下記の要項を熟読のうえ、必要項目すべてを応募用紙(書式自由)A4サイズ1枚にまとめ、メールにてお申し込みください。なお、メールがどうしても難しい場合は、郵送も可とします。

また、戯曲の粗訳を準備しております。こちらはメールのみの対応となります。必要な方は事務局までお問い合わせいただければ戯曲をメールにてお送りいたします。質問はお電話では対応しかねます。メールかFAXにてお願いいたします。
それでは、たくさんの皆様からのご応募をお待ちしております。

■上演3作品

『少年Bが住む家』 
作:イ・ボラム 翻訳:シム・ジヨン 演出:大澤遊
『黄色い封筒』 
作:イ・ヤング 翻訳:石川樹里 演出:中野志朗
『刺客列伝』 
作:パク・サンヒョン 翻訳:木村典子 演出:川口典成

■お申し込み・お問い合わせ先

メール akira@tee.co.jp
必ず件名に『2019日韓リーディング』としてください。
郵送 〒177-0051 東京都練馬区関町北4-35-17 東京演劇アンサンブル内 日韓演劇交流センター行
FAX(問い合わせのみ)03-3920-4433  日韓演劇交流センター 宛

■応募用紙記載事項(A4、1枚のみ)

写真、プロフィール(年齢、身長は必須)、希望作品、志望理由をお書きのうえ、書式自由。
必ず連絡の取れるメールか電話番号かを明記してください。
※応募者多数の場合、書類選考を行います。

■オーディション日時・会場

10月29日(月)11時~18時 作品ごとに時間を区切って実施予定(順番など未定)
国立オリンピック記念青少年総合センターを予定

■締め切り

10月20日(水)18時必着

■結果のお知らせ

書類選考結果 10月23日頃メールにて通知予定
オーディション結果 10月23日頃
※郵送のみの方には通知が遅れます。

■オーディション参加条件

韓国演劇に興味のある方で、20歳以上で1年以上の俳優経験者、心身ともに健康の方
出演料は1ステージ10,000円程度(稽古手当・交通費込み)
稽古期間は1月頃から7~10日程度
12月に顔合わせを実施予定
公演中は他の作品も必ず観劇し、期間中行事に必ず参加すること
チケットノルマはありませんが、積極的にチケットを売っていただくこと
※日程などは予定ですので、変更の可能性もあることをご理解ください。

■オーディション参加費

無料

■作品について

『少年Bが住む家』 作:イ・ボラム 翻訳:シム・ジヨン 演出:大澤遊
加害者の立場で書かれた作品で、殺人事件の加害少年とその家族の物語。韓国でも社会問題となっている少年犯罪に対して、新たな切り口でアプローチした問題作。
『黄色い封筒』 作:イ・ヤング 翻訳:石川樹里 演出:中野志朗
40代の男性作家。長く韓国国内の労働運動などに携わっており、演劇界デビューが遅い作家。2010年代頃から活躍し始めている。作者のライフワークともいえる労働運動の立場を踏まえ、セウォル号事件の黄色リボン運動のをモチーフとして扱われている作品。
『刺客列伝』 作:パク・サンヒョン 翻訳:木村典子 演出:川口典成
韓国の歴史上における、様々圧政に対して時の権力者に弓ひくものたちの列伝。中国支配から日本による支配の時代まで、韓国から見た英雄たちの物語ではあるが・・・。

■上演日程(予定)

2019年1月23日(水)~27日(日) 各2回公演
入場料 1,500円(シンポジウム含)  シンポジウムのみ500円

■上演会場

座・高円寺1

日韓演劇交流センター
〒177-0051 東京都練馬区関町北4-35-17 東京演劇アンサンブル内
FAX:03-3920-4433 akira@tee.co.jp

韓国現代戯曲ドラマリーディング Vol.9
演出家募集

韓国現代戯曲ドラマリーディング Vol.9

2019年1月23日(火)~27日(日)

座・高円寺1

日韓演劇交流センターでは、 韓国現代戯曲ドラマリーディングの9回目を、2019年1月に予定しております。 この公演につきまして、 演出家を公募することになりました。 今後、出演者もオーディション形式で募集したいと思っております。 当企画に興味を持つ若い演出家の方には、 ぜひご応募していただきたいと思います。 ただし、今回は例年採択されていた公的助成が不採択となってしまい、条件がこれまでと違っています。よく、お読みいただき、ご応募いただければと思います。

◆応募資格
18歳以上で、これまで演出経験の実績のある方

◆応募方法 郵送、メールのどちらか
郵送
〒177-0051
東京都練馬区関町北4-35-17 東京演劇アンサンブル内
日韓演劇交流センター

メール akira@tee.co.jp
※必ず件名に「日韓リーディング演出希望」とお書きください。

◆応募に必要なもの 【書式自由】プロフィール、希望作品志望理由

◆演出料 3万円程度

◆締切 2016年8月10日必着

◆公演までのスケジュール
8月 演出家決定
9月下旬 出演者オーディション・出演者決定
12月顔合わせ
1月上旬~1月中旬 稽古(約1週間) 座・高円寺稽古場 orブレヒトの芝居小屋

◆公演概要 
2019年1月23日(火)~27日(日)  座・高円寺1

◆お問合せ
akira@tee.co.jp
必ず件名に『2019日韓リーディング』としてください。

◆作家・作品について
公演の順番などは未定です。
下記の作品情報のほかに、事務局に粗訳をご用意しております。ご希望の方は事務局までメールにてお問い合わせください。ご応募お待ちしております。

『少年Bが住む家』

作:イ・ボラム 翻訳:シム・ジヨン

30代の女性作家の作品。加害者の立場で書かれた作品で、殺人事件の加害少年とその家族の物語。韓国でも社会問題となっている少年犯罪に対して、新たな切り口でアプローチした問題作。

『黄色い封筒』

作:イ・ヤング 翻訳:石川樹里

40代の男性作家。長く韓国国内の労働運動などに携わっており、演劇界デビューが遅い作家。2010年代頃から活躍し始めている。作者のライフワークともいえる労働運動の立場を踏まえ、セウォル号事件の黄色リボン運動のをモチーフとして扱われている作品。

 

『刺客列伝』

作:パク・サンヒョン 翻訳:木村典子

韓国の歴史上における、様々圧政に対して時の権力者に弓ひくものたちの列伝。中国支配から日本による支配の時代まで、韓国から見た英雄たちの物語ではあるが……。

日韓演劇交流センター
〒177-0051 東京都練馬区関町北4-35-17 東京演劇アンサンブル内
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