韓国現代戯曲ドラマリーディングX

韓国現代戯曲ドラマリーディングⅩ
2021年1月27日(水)~31日(日)
座・高円寺1


『韓国現代戯曲ドラマリーディングⅩ』についてのお知らせ

1月7日、政府より緊急事態宣言が発出されたことを受け、日韓演劇交流センターでは、公演につきまして、今後の対応を検討させていただきました。

内閣官房より各都道府県に通達された1月7日付の事務連絡にのっとり、「1月11日までに販売済のチケットについては、収容定員制限を適用せず、キャンセルも不要」という内容を受け、下記の対応を行ったうえで、上演させていただきます。

日韓演劇交流センターは長きにわたり韓国の演劇人たちと交流を深めてきました。お互いの国で、10回ずつを目標に2002年から始まった交流は20年目となりました。その間、日韓の政治的な軋轢が何度もありましたが、この交流の火は消えることなく、むしろ徐々に燃え上がってきたと言えるのではないでしょうか。

しかしながら、現在のコロナ禍は未曽有の状況を生み出し、日韓だけでなく、世界中がパンデミックの渦の中にあり、韓国の演劇人たちも日本同様に厳しい状況の中で活動を続けていると聞いています。私たちはその最中で、10回目まではと約束した、いったん一区切りの、最後の日本でのリーディング公演を準備してまいりました。何とか韓国からゲストをお招きできないかと、ぎりぎりまで模索してきましたが、今回は残念ながら韓国からお招きすることを断念し、リモートで実施することに決定いたしました。そうした時に7日の緊急事態宣言が発令されました。

日韓演劇交流センターは、とても脆弱な団体です。一般社団法人ではありますが、メンバーの所属団体はばらばらで、それぞれ別の仕事を持っている中で、力を寄せ合いながら組織を維持しています。今回の緊急事態宣言によって、場合によっては、中止・延期も覚悟していましたが、「1月11日までに販売済のチケットについては、収容定員制限を適用せず、キャンセルも不要」という通達が来ました。そのうえで、「一区切り」の後を見据え、どうしたらこの演劇交流を継続できるのか、という話をしました。

今、韓国も、公共劇場は閉鎖されたままです。一方で、民間の劇場では、上演が続いています。こういう状況下でも日韓の演劇人たちがそれぞれ仕事を継続していることは、お互いの励みになり、こうした厳しい状況を共有することにより、いつかお互いの国を訪れ、再び出会える日を夢見ることができるのではと思います。

今回の交流は、実際に対面することなく、終えることになりますが、戯曲の上演を通じて出会うことができるのが演劇の魅力であり、そのような交流により、最後の最後まで、お互いを感じあうリーディング公演になればと思っています。

万全の感染症対策をしたうえで、お客様をお迎えしたいと思います。

ご来場を心よりお待ちしております。

◆公演日程
1月30日(土)19時開演の公演を除き、すべて予定通り実施
1月30日(土)19時 → 18時開演
3作品とも上演時間は1時間40分前後になる予定です。

◆アフタートーク
すべての公演でのアフタートークを予定していましたが、1月27日(水)~29日(金)の公演終了後のアフタートークを中止します。
1月30日(土)・31日(日)の公演後のアフタートークは、観劇した方は観覧可能とし、リモートで会場と、韓国の劇作家をつないで実施します。
アフタートークは、アーカイブとして公演終了後、1週間から10日程度の期間限定で配信します。どなたでもご覧いただけます。

◆チケットなどについて
・客席数は定員の50%になります。
・全席自由のままになります。
・終演後の出演者との面会はご遠慮いただきます。
・自治体からの呼びかけを受け、来場の取りやめを希望されるお客様につきましては、チケット料金の払い戻しを承ります。
・すべての公演に記録映像のためのカメラが入ります。

◆お客様へのお願い
・入場時に消毒、検温など感染症予防対策を実施します。
・会場内では、観劇中を含めマスクのご着用をお願いします。
・咳やくしゃみやの際は、ハンカチ等による飛沫防止にご協力ください。
・体調不良の際は、ご観劇をお控えいただくようお願いします。
・購入時に必ず連絡の取れる連絡先をお聞きいたします。
・出演者へのスタンド花、プレゼントなどはご遠慮いたします。
・公的機関への個人情報の開示をする場合がありますのでご了承ください。
・観劇後に建物前には留まらずに、速やかなご帰宅をお願いいたします。
・終演後の出演者との面会はお控えいただきますようお願いいたします。
・毎公演ごとに本番前に客席の肘掛け、階段等の手摺、トイレの洗面台、ドアノブ、エレベーター内などの消毒いたします。

◆キャスト・スタッフについて
・スタッフは飛沫感染防止の観点から全員マスクを着用いたします。
・稽古期間より、毎日検温して臨んでおります。
・稽古初日および公演直前に全員PCR検査を受けます。

そのほか、お問合せなどは日韓演劇交流センター事務局までお願いいたします。
このような状況下ですが、少しでも多くの皆様にご覧いただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。


『激情万里』 

(1991年初演) 
作:キム・ミョンゴン
翻訳:石川樹里
演出:南慎介

出演:加藤亮佑 川鍋知記 日下部そう 小林あや 小林咲子 ししどともこ(カムヰヤッセン) 中山朋文(theater 045 syndicate) とみやまあゆみ 永野和宏(劇団新人会) 蒔原朋実 松井壮大 山崎丸光 山森信太郎(髭亀鶴) 吉村公佑 渡邊真砂珠(文学座)

※出演予定だった田崎哲也は都合により中山朋文に変更になりました。

2021年1月27日(水)19:00
2021年1月30日(土)14:00 

30日 アフタートーク 南慎介×キム・ミョンゴン(リモート参加)

今日も新派劇団「北極星一座」開演の銅鑼が鳴り響く。
演目は『長恨夢』。尾崎紅葉の『金色夜叉』を翻案した大衆劇である。
「朝鮮の匂いがする偉大な芸術」を夢見て、ホン・ジョンミンら若手俳優は新派劇団を脱退するが、時代は彼らの理想を許さない。日本への抵抗か、服従か。共産主義か資本主義か。北か、南か。真の芸術を目指す若者たちは残酷なまでの二項対立に巻き込まれていく。
朝鮮半島を駆け抜けていった数々の戯曲、歌、そして俳優たちが描き出す、日帝時代から朝鮮戦争まで20年以上に渡る韓国近代演劇史クロニクル。


『椅子は悪くない』

(2002年初演)
作:ソン・ウッキョン 
翻訳:上野紀子
演出:鄭義信

出演:國崎史人 小飯塚貴世江(キヨエコーポレーション) 酒井和哉 根本大介 矢内文章(アトリエ・センターフォワード)

2021年1月28日(木)19:00
2021年1月30日(土)18:00(19:00から変更)

30日 アフタートーク 鄭義信×ソン・ウッキョン(リモート参加)

ふと通りかかった家具屋の前に置かれてあった椅子に、カン・ミョンギュはたちどころに心奪われた。カン・ミョンギュいわく、「歯を抜いた何年か後に、偶然その歯を見つけた」瞬間だった。すぐさま彼はその椅子を手に入れようとする。けれども店主のムン・ドクスは売るのを渋る。なぜなら、その椅子は息子のソンウがつくったもので、単に店先に飾っていたに過ぎなかった。それでも、ミョンぎゅの椅子への狂おしい思いはとどまるところを知らない。それほどまで椅子を欲しがるカン・ミョンギュに妻のソン・ジエは嫉妬を覚え……
椅子をめぐって、カン・ミョンギュ、ソン・ジエ、ムン・ドクス、ソンウの激しいバトルが展開される。それは恋なのか? 所有欲なのか? それとも……?


『加害者探求‐付録:謝罪文作成ガイド』

(2017年4月初演)
作:ク・ジャヘ
翻訳:洪明花
演出:西尾佳織

出演:石山蓮華 斉藤沙紀 辻村優子 中島愛子(張ち切れパンダ) 中西聖羅 堀光太郎 山﨑千里佳

2021年1月29日(金)19:00
2021年1月31日(日)14:00 

31日 アフタートーク 西尾佳織×ク・ジャヘ(リモート参加)

加害に関する歴史を記録するこの書は、全て、自発的参加によって作成され、完成と同時に燃やされるものとする。作成それ自体に意味があると考えるためである。世の中のすべての芸術は詩性を持つ。よってこの書においては、芸術そのものを〈詩〉とし、芸術に携わる者は〈詩人〉、未だ〈詩人〉ではなく志望している者を〈習作生〉とし、芸術界を〈この世界〉と表記する。
この世界を記録するためにここに立つ。生来の狂人として生まれ、この世界で加害者になるしかなかった詩人たちが自ら記録し、自ら罰を下す、最初で最後の唯一の一冊……『加害者探求』。


シンポジウム
『これからの日韓演劇交流』

パネラー 大笹吉雄 シム・ジェチャン シライケイタ イ・ホンイ
2021年1月31日(日)17:00

チケット発売中!!

料金 1500円
通し券4000円(日韓演劇交流センターのみ取扱)
全席自由

チケット取り扱い
座・高円寺チケットボックス
03-3223-7300(10時〜18時・月休)
窓口10時〜19時
https://za-koenji.jp/

日韓演劇交流センター
050-5327-9826(11時〜18時)