第9回現代日本戯曲朗読公演2020(現代日本戯曲リーディング)

2020年2月21日(金)~23日(日・祝)
韓国 ソウル文化財団 南山芸術センター

「Das Orchester」
2020年2月21日(金)19:30~

「この楽器が、武器だった…。」芸術と政治の不協和音に揺れ、これに立ち向かう世界最高レベルのオーケストラ指揮者と団員たちの苦悩を描く。野木萌葱が19歳で執筆した戯曲を、昨年22年ぶりに再演し、埋もれていた傑作と評された。時代を越えた芸術と政治の対決、いまだ古びぬテーマを、劇作家、演出家、評論家としてマルチに活動するチョン・ジンセの演出でおくる。

作:野木萌葱
翻訳:イ・ホンイ
演出:チョン・ジンセ
出演:ソン・サンギュ、チョン・ソヌ、ソ・ジウ、チャンミ、キム・ジュヌ、チャン・ウソン、チャン・セミ、キム・シンノク

アフタートーク
野木萌葱×チョン・ジンセ

***

「その夜と友達」
2020年2月22日(土)15:00~

「俺ら親友だよな?」二人の男と一人の女の友情を描く。他者を理解すること、理解できないこと、理解されたいこと、理解されないこと…。タイ、マレーシア、インドなどアジア諸国やニューヨークなど、海外公演や国際共同制作に積極的に取り組み、他者との関わりを模索する山本卓卓。彼の戯曲が韓国で紹介されるのは今回が初となる。いち早くme too が盛り上がりを見せ、価値観の変化が進む韓国で、「人が大好き」な演出家ミン・セロムが演出を手がける。

作:山本卓卓
翻訳:イ・ジヒョン
演出:ミン・セロム
出演:キム・ジョンフン、チェ・スンジン、ハ・ジウン、イ・ジョンミ

アフタートーク
劇団制作 坂本もも×演出家ミン・セロム

***

「Birth」
2020年2月23日(日・祝)15:00~

「オレだよ、オレ…」母のぬくもりを知らない男たちが受話器の向こうに聞いたのは、母の声だった。シライケイタの初期代表作で、劇団温泉ドラゴンの出世作でもある「Birth」。2014年と2015年に韓国ツアーを行い、密陽演劇祭で戯曲賞を受賞する快挙を遂げた。男優を中心とした骨太のドラマを得意とする作家の原点であり、シライを韓国に強く結びつけ、日韓の歴史に目を向けさせるきっかけともなった。演出を手がけるのは、シライが敬愛する劇団コルモッキルのパク・クニョン。

作:シライケイタ
翻訳:ソン・サンヒ、塚口知
演出:パク・クニョン
出演:ジ・ドンイク、イ・ホヨル、キム・ドックァン

アフタートーク
シライケイタ×パク・クニョン

***

シンポジウム
韓日演劇交流の未来

2/23(日)17:30〜
戦後最悪とも言われる日韓関係悪化の中で、演劇交流の未来を探る。
パネリスト
チャン・ジョン(国民日報記者)
コ・ジュヨン(独立プロデューサー)
太田昭(日韓演劇交流センター事務局長)
シライケイタ(劇作家・演出家)

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同時刊行の戯曲集に掲載の作品

『百年の秘密』
作=ケラリーノ・サンドロヴィッチ
翻訳=コ・ジュヨン

『浮標』
作=三好十郎
翻訳=シム・ヂヨン

韓国現代戯曲ドラマリーディングVol.9終了!

座・高円寺で開催された韓国現代戯曲ドラマリーディングVol.9は終了しました。ご来場のみなさま、参加の俳優・スタッフのみなさま、ありがとうございました。

合わせて「韓国現代戯曲集9」も発刊しました。

刺客列伝 舞台写真

黄色い封筒 舞台写真

少年Bが住む家 舞台写真

公演情報

韓国現代戯曲集Vol.9

 

刺客列伝黄色い封筒少年Bが住む家

 

 

 

 

韓国現代戯曲ドラマリーディングIX
出演者・演出家決定

都民芸術フェスティバル参加
韓国現代戯曲ドラマリーディングⅨ

『刺客列伝』
『黄色い封筒』
『少年Bが住む家』 

2019年1月23日~1月27日
座・高円寺1

『刺客列伝』

作:パク・サンヒョン
翻訳:木村典子
演出:川口典成
演出助手:脇田美帆(劇団ひまわり)
出演:
川邊史也(劇団銅鑼)
喜多村千尋(劇団東京ヴォードヴィルショー)
坂本美那(Bellona model agency)
清水優華
秦由香里
辻村優子
原田理央(柿喰う客)
広田豹
前田龍佑(イッツフォーリーズ)

『黄色い封筒』

作:イ・ヤング
翻訳:石川樹里
演出:中野志朗(文学座)
演出助手:忍久保美佳
出演:
江澤蛍
田崎哲也(ambrosia)
橘麦(e-factory)
長瀬ねん治
馬場太史(劇団俳優座)
日沖和嘉子
宮下泰幸
柳生拓哉(演劇集団円)

『少年Bが住む家』

作:イ・ボラム
翻訳:シム・ジヨン
演出:大澤遊
演出助手:村瀬千佳子
出演:
荒巻まりの(テアトル・エコー放送映画部)
牛尾茉由(演劇集団円)
円地晶子(無名塾)
川瀬遼太(ナノスクエア)
内藤栄一
中島大介(太田プロダクション)
峰﨑亮介
遊貴まひろ
渡部みなみ

2019年
1月23日(水)19時 刺客列伝
1月24日(木)19時 黄色い封筒
1月25日(金)19時 少年Bが住む家
1018日発行リーフレットには14時開演と記載されていますが、25日(金)は19時開演となります。)
1月26日(土)14時 刺客列伝
1月26日(土)19時 黄色い封筒
1月27日(日)14時 少年Bが住む家
1月27日(日)17時 シンポジウム

12月3日よりチケット販売予定

韓国現代戯曲ドラマリーディングⅨ
俳優オーディションのお知らせ
募集要項

日韓演劇交流センターでは、2019年1月に9回目の『韓国現代戯曲ドラマリーディング』を企画しております。公演に際しまして、出演者を広く公募することにしております。日韓の演劇交流事業として、韓国の現代作家を日本に紹介するためのリーディング公演となります。後述にあるような作品の上演を計画しております。

出演ご希望の方は下記の要項を熟読のうえ、必要項目すべてを応募用紙(書式自由)A4サイズ1枚にまとめ、メールにてお申し込みください。なお、メールがどうしても難しい場合は、郵送も可とします。

また、戯曲の粗訳を準備しております。こちらはメールのみの対応となります。必要な方は事務局までお問い合わせいただければ戯曲をメールにてお送りいたします。質問はお電話では対応しかねます。メールかFAXにてお願いいたします。
それでは、たくさんの皆様からのご応募をお待ちしております。

■上演3作品

『少年Bが住む家』 
作:イ・ボラム 翻訳:シム・ジヨン 演出:大澤遊
『黄色い封筒』 
作:イ・ヤング 翻訳:石川樹里 演出:中野志朗
『刺客列伝』 
作:パク・サンヒョン 翻訳:木村典子 演出:川口典成

■お申し込み・お問い合わせ先

メール akira@tee.co.jp
必ず件名に『2019日韓リーディング』としてください。
郵送 〒177-0051 東京都練馬区関町北4-35-17 東京演劇アンサンブル内 日韓演劇交流センター行
FAX(問い合わせのみ)03-3920-4433  日韓演劇交流センター 宛

■応募用紙記載事項(A4、1枚のみ)

写真、プロフィール(年齢、身長は必須)、希望作品、志望理由をお書きのうえ、書式自由。
必ず連絡の取れるメールか電話番号かを明記してください。
※応募者多数の場合、書類選考を行います。

■オーディション日時・会場

10月29日(月)11時~18時 作品ごとに時間を区切って実施予定(順番など未定)
国立オリンピック記念青少年総合センターを予定

■締め切り

10月20日(水)18時必着

■結果のお知らせ

書類選考結果 10月23日頃メールにて通知予定
オーディション結果 10月23日頃
※郵送のみの方には通知が遅れます。

■オーディション参加条件

韓国演劇に興味のある方で、20歳以上で1年以上の俳優経験者、心身ともに健康の方
出演料は1ステージ10,000円程度(稽古手当・交通費込み)
稽古期間は1月頃から7~10日程度
12月に顔合わせを実施予定
公演中は他の作品も必ず観劇し、期間中行事に必ず参加すること
チケットノルマはありませんが、積極的にチケットを売っていただくこと
※日程などは予定ですので、変更の可能性もあることをご理解ください。

■オーディション参加費

無料

■作品について

『少年Bが住む家』 作:イ・ボラム 翻訳:シム・ジヨン 演出:大澤遊
加害者の立場で書かれた作品で、殺人事件の加害少年とその家族の物語。韓国でも社会問題となっている少年犯罪に対して、新たな切り口でアプローチした問題作。
『黄色い封筒』 作:イ・ヤング 翻訳:石川樹里 演出:中野志朗
40代の男性作家。長く韓国国内の労働運動などに携わっており、演劇界デビューが遅い作家。2010年代頃から活躍し始めている。作者のライフワークともいえる労働運動の立場を踏まえ、セウォル号事件の黄色リボン運動のをモチーフとして扱われている作品。
『刺客列伝』 作:パク・サンヒョン 翻訳:木村典子 演出:川口典成
韓国の歴史上における、様々圧政に対して時の権力者に弓ひくものたちの列伝。中国支配から日本による支配の時代まで、韓国から見た英雄たちの物語ではあるが・・・。

■上演日程(予定)

2019年1月23日(水)~27日(日) 各2回公演
入場料 1,500円(シンポジウム含)  シンポジウムのみ500円

■上演会場

座・高円寺1

日韓演劇交流センター
〒177-0051 東京都練馬区関町北4-35-17 東京演劇アンサンブル内
FAX:03-3920-4433 akira@tee.co.jp

韓国現代戯曲ドラマリーディング Vol.9
演出家募集

韓国現代戯曲ドラマリーディング Vol.9

2019年1月23日(火)~27日(日)

座・高円寺1

日韓演劇交流センターでは、 韓国現代戯曲ドラマリーディングの9回目を、2019年1月に予定しております。 この公演につきまして、 演出家を公募することになりました。 今後、出演者もオーディション形式で募集したいと思っております。 当企画に興味を持つ若い演出家の方には、 ぜひご応募していただきたいと思います。 ただし、今回は例年採択されていた公的助成が不採択となってしまい、条件がこれまでと違っています。よく、お読みいただき、ご応募いただければと思います。

◆応募資格
18歳以上で、これまで演出経験の実績のある方

◆応募方法 郵送、メールのどちらか
郵送
〒177-0051
東京都練馬区関町北4-35-17 東京演劇アンサンブル内
日韓演劇交流センター

メール akira@tee.co.jp
※必ず件名に「日韓リーディング演出希望」とお書きください。

◆応募に必要なもの 【書式自由】プロフィール、希望作品志望理由

◆演出料 3万円程度

◆締切 2016年8月10日必着

◆公演までのスケジュール
8月 演出家決定
9月下旬 出演者オーディション・出演者決定
12月顔合わせ
1月上旬~1月中旬 稽古(約1週間) 座・高円寺稽古場 orブレヒトの芝居小屋

◆公演概要 
2019年1月23日(火)~27日(日)  座・高円寺1

◆お問合せ
akira@tee.co.jp
必ず件名に『2019日韓リーディング』としてください。

◆作家・作品について
公演の順番などは未定です。
下記の作品情報のほかに、事務局に粗訳をご用意しております。ご希望の方は事務局までメールにてお問い合わせください。ご応募お待ちしております。

『少年Bが住む家』

作:イ・ボラム 翻訳:シム・ジヨン

30代の女性作家の作品。加害者の立場で書かれた作品で、殺人事件の加害少年とその家族の物語。韓国でも社会問題となっている少年犯罪に対して、新たな切り口でアプローチした問題作。

『黄色い封筒』

作:イ・ヤング 翻訳:石川樹里

40代の男性作家。長く韓国国内の労働運動などに携わっており、演劇界デビューが遅い作家。2010年代頃から活躍し始めている。作者のライフワークともいえる労働運動の立場を踏まえ、セウォル号事件の黄色リボン運動のをモチーフとして扱われている作品。

 

『刺客列伝』

作:パク・サンヒョン 翻訳:木村典子

韓国の歴史上における、様々圧政に対して時の権力者に弓ひくものたちの列伝。中国支配から日本による支配の時代まで、韓国から見た英雄たちの物語ではあるが……。

日韓演劇交流センター
〒177-0051 東京都練馬区関町北4-35-17 東京演劇アンサンブル内
TEL:03-3920-5232 FAX:03-3920-4433
akira@tee.co.jp